大和リース（株）と日本電気（株）（NEC）は13日、快適な職場環境づくりに向けての検証実験を10月より開始したと発表した。
両社の商品を活用した新システムの有用性を検証することが目的。大和リース大阪本店の従業員を対象に、リストバンド型のウェアラブルデバイスを用いて心拍変動データなどから感情を可視化する「NEC 感情分析ソリューション」を用いて行なう。
通常のオフィス内で過ごした場合と、室内緑化に自然音やアロマ・木製家具などを複合的に組み合わせた大和リースが販売する空間商品「VERDENIA（ヴェルデニア）」内で過ごした場合の感情変化を検証する。
実験は10月24日より約1ヵ月間の予定で、すでに実験の途中成果として、「VERDENIA」で過ごした際に「心地よい感情（興奮・喜び）」へと改善されていることが確認されている。
今後はこの成果を分析し、職場環境を改善する新システムの商品化を目指していく。
