(一社)賃貸不動産経営管理士協議会(会長:原嶋和利氏、(公社)全日本不動産協会理事長)は17日、令和元年度「賃貸不動産経営管理士」資格全国統一試験を、全国17地域64会場で実施。受験者数は過去最多の2万3,605名(前年度比5,116名増)、受験率は94%だった。
同協議会は、受験者増加の要因を「本年度より試験地域を11地域から17地域に拡大したことによる受験の利便性が向上したこと」「令和2年度試験から問題数を40問から50問、試験時間を90分から120分に変更することによる試験の難化等が予想されること」としている。また、賃貸住宅管理業者登録制度において、賃貸不動産経営管理士に一定の役割が付与されており、社会的重要性が一層高まっていることも受験希望者増加の要因に挙げた。
合格発表は、2020年1月10日。同協議会ホームページにて合格者の受験番号を公開する。