不動産ニュース / 仲介・管理

2019/11/26

築65年の戸建てを工房兼交流スペースに

築65年の戸建住宅を菓子製造工房・地域のコミュニティスペースへ再生

 東京・千駄木の65年の戸建住宅を再生した焼き菓子工房「TAYORI BAKE」が、24日にオープンした。

 オーナーの菅 完治氏が賃貸していた住宅が空き家となり、地域のコミュニティスペースにできないかと検討していたところ、同氏が谷中に所有する物件で飲食店「TAYORI」(東京都台東区)を運営する(株)HAGI STUDIOより、工房として借りたいとの打診を受け、焼き菓子の工房、販売所、コミュニティスペースを併設した建物へ再生した。

 建物は木造の平屋。耐震強度を上げるために、壁を補強。通りに面した部分をガラス張りとし、採光を高めると共に、店内の様子が前面の通りから分かるようにした。

 コミュニティスペース部分は「坂下テラス」と名付け、社会福祉協議会の支援を受けながら、地域の人に会合や教室の場所として貸し出す。屋外の縁側スペースも含めて、人々の交流場所として利用してもらう計画。事業費は、設計・施工で約650万円。

建物の奥側は、谷中の飲食店「TAYORI」で販売している焼き菓子の工房に。販売も行なう

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