不動産ニュース / ハウジング

2019/12/5

物流施設テナントにデータを活用した保証サービス/大和ハ

 大和ハウス工業(株)と(株)アッカ・インターナショナル(以下、「アッカ」)、イー・ギャランティ(株)は5日、物流施設の入居テナント向けに、データを活用した「保証サービス」の提供を開始した。

 大和ハウスグループのアッカは、EC(Eコマース)データ一元管理システム「ALIS(アリス)」を用いて、物流施設の入居テナント向けに、販売サイトへの商品登録や在庫管理、注文処理、発送、決済、返品対応など、Eコマースサイトの運用管理全般を一括で代行する事業(フルフィルメントサポート事業)を展開。

 一方、イー・ギャランティは企業間取引で発生するさまざまな信用リスクを保証という形で引き受け、倒産等による債務不履行の際の保証を行なうことで、企業間取引における信用リスクを回避するサービスを提供している。

 大和ハウス工業はイー・ギャランティと協力し、アッカの同事業を通じて得られるデータを活用。アッカが収集したデータをイー・ギャランティが分析・解析し債務不履行の保証をすることにより、従来の金融システムとは異なるアプローチで物流施設の入居テナント企業に信用を供与。入居テナント企業は、無担保・無保証人で金融機関から低金利の借り入れをすることができる。

 今後、大和ハウス工業が開発した物流施設のアパレル関連の入居テナント企業や、アッカの同事業を新規で導入する顧客への「保証サービス」も行なう予定。

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