不動産ニュース / 開発・分譲

2019/12/17

世田谷の第一生命グラウンド跡地で複合開発

 第一生命保険(株)、丸紅都市開発(株)、相互住宅(株)、NTT都市開発(株)、野村不動産(株)は、東京都世田谷区に所在する「第一生命グラウンド」の土地を活用し、高齢者支援や地域活性化等、地域住民のQOL向上をコンセプトとしたまちづくりを行なう。

 「第一生命グラウンド」は1954年に開園した第一生命の社員向け福利厚生施設で、約9haの敷地を有する。全体を開発エリアとし、丸紅都市開発と相互住宅がファミリー向け分譲マンション・クリニックモール等(延床面積約6,200平方メートル、約70戸)、NTT都市開発が学生向け住宅(延床面積約4,200平方メートル、約170戸)、野村不動産がサービス付き高齢者向け住宅(延床面積約1万1,500平方メートル、約190戸)を新設する。一方、既存の緑を極力残し、約3haの広場や公園を地域に開放する。

 QOL向上に向けた取り組みとして、健康・スポーツに関わる基礎データの収集および実証実験を通じて得られた科学的知見を活用した新たな健康支援サービスを構築。地域住民に対する健康に関する情報やサービスの発信、生活習慣病・認知症等の支援・啓発を目的としたコミュニティイベントの開催などを計画している。

 まちびらきは2022年の予定。

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第18回 ジバコー 「原点」を語る

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。