不動産ニュース / 開発・分譲

2019/12/17

築53年倉庫ビルを、アート感じるホテルに

「KAIKA TOKYO -THE SHARE HOTELS-」エントランスイメージ。通路に、現代アートを公開保管するスペースを設ける

 (株)リビタは16日、「KAIKA TOKYO -THE SHARE HOTELS-」(東京都墨田区、73室)の予約受け付けを開始した。

 同社8店舗目となるホテルで、築53年(1966年築)の倉庫ビルをコンバージョンする。都営浅草線「浅草」駅徒歩8分に立地。鉄筋コンクリート造地上6階地下1階建て、延床面積約3,764平方メートル。客室は、ツイン、ダブルのほかにファミリーやグループ利用に適した4~6人部屋も用意する。

 「KAIKA」という施設名称には、見せる収納を意味する「開架」と、日本のアート文化を広め「開花」させたいという意味を込めており、エントランスやバーラウンジ等の共用部に作品を公開保管するアートストレージを8区画設け、ゲストが日本の現代アートシーンを感じられる場とする。また、アーティストの作品集を扱う物販コーナーや企画展スペースも用意し、アートにまつわるイベントも行なう。宿泊料金は、スタンダードダブルで1万1,000円~。

 予約はWEBサイトで受け付ける。開業は2020年春の予定。

この記事の用語

コンバージョン

建物の用途を変更すること。例えば、空きオフィスを集合住宅に変更する、社員寮を有料老人ホームに変更する、というような変更を指す。構造、設備、防災法規など、法的、技術的にクリアしなければならない点も多い。

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