不動産ニュース / その他

2019/12/19

長谷工コーポレーション、細田工務店を子会社化

 (株)長谷工コーポレーションは19日、(株)細田工務店を子会社化すると発表した。金融商品取引法による普通株式の公開買い付け(TOB)を実施。細田工務店は東京証券取引所ジャスダック市場から上場廃止となる見込み。

 価格は1株当たり130円。買付予定数は1,874万2,210株で、買付予定数の下限は1,249万4,807株(所有割合66.67%)と設定。公開買付けにおいて、対象者株式のすべて(対象者が所有する自己株式を除く)を取得することを企図しているため、買付予定数の上限については設定せず、応募株券等の総数が買付予定数の下限以上の場合は、応募株券等の全部の買い付けを行なう方針。

 長谷工コーポレーションは、事業エリア・事業分野の拡大へ向けた取り組みを加速するべく、必要とする事業分野への事業・資本提携およびM&A等の推進を重点戦略と位置付けている。一方、細田工務店は、分譲事業・建設事業・ストック事業を展開していたものの、用地取得競争の激化による仕入原価の上昇に伴い販売価格も上昇し、それにより顧客の購買意欲も減退するなど事業環境が厳しくなっていた。両社のさらなる事業の発展には、長谷工グループの傘下に細田工務店を加わることが効果的であると、TOBの合意に至った。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。