不動産ニュース / イベント・セミナー

2020/1/15

法制化実現へ。日管協東京都支部が新年会

「賃貸住宅管理業者登録制度の法制化と賃貸不動産経営管理士の国家資格化も、いよいよ見えてきつつある」とアピールした塩見支部長

 (公財)日本賃貸住宅管理協会東京都支部(支部長:塩見紀昭氏)は15日、京王プラザホテル(東京都新宿区)で新年会を開催。支部会員を中心に約500名が参加した。

 冒頭挨拶した塩見支部長は、「今年はオリンピックイヤーであると同時に、賃貸住宅管理業界も、民法改正など変化が激しい年になる。賃貸住宅管理業者登録制度の法制化と賃貸不動産経営管理士の国家資格化も、いよいよ見えてきつつある。われわれの悲願達成に向け、がんばっていきたい」と抱負を述べた。

 来賓として挨拶した国土交通省住宅局住宅総合整備課賃貸住宅対策室室長の下田平 和貴氏は「昨年は日本各地で災害が発生し、その際には日管協の皆さまに『みなし仮設住宅』の提供で尽力いただいた。9月より住生活基本計画の見直しが始まったが、住宅セーフティネットのより一層の推進にご協力いただきたい。サブリースを巡るトラブルが問題となるなど、賃貸住宅管理業の適正化がより求められている。われわれも法制化の議論を含め、より前向きに取り組んでいく」などと話した。

 また、日管協の末永照雄会長は「1月10日に賃貸不動産経営管理士試験結果が発表されたが、合格者は8,698名、合格率は36.8%。つまり、3人に1人しか合格しないほどレベルの高い資格となった。法制化と国家資格化を同時に実現し、当協会にとっての飛躍の年としたい」と語った。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆