不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/1/16

19年の首都圏分譲M賃料、東京都がけん引し上昇

 (株)東京カンテイは16日、2019年通年の三大都市圏(主要都市別)の分譲マンション賃料の推移を発表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を、1平方メートル当たりに換算して算出したもの。

 19年の首都圏分譲マンションの1平方メートル当たりの年間平均賃料は2,886円(前年比4.5%上昇)。賃料水準の高い東京都(3,478円、同4.5%上昇)がけん引する形で引き続き上昇した。神奈川県は2,136円(同0.4%下落)、埼玉県は1,662円(同1.4%上昇)、千葉県は1,621円(同3.6%上昇)だった。 

 近畿圏は、1,882円(同2.7%上昇)、中部圏は1,733円(同1.1%下落)に。18年には新築事例シェアが10~20%を占めていたことで大幅上昇した大阪府と愛知県だったが、19年は同シェアの縮小に伴い、一転して1%前後の下落となった。

 また、19年12月の分譲マンション賃料も発表。首都圏が2,936円(前月比0.7%上昇)と3ヵ月連続で上昇。東京都はおおむね横ばいの3,536円(同0.0%下落)。神奈川県も2,082円(同変化なし)と横ばいとなった。埼玉県は1,674円(同0.5%上昇)、千葉県は1,618円(同0.3%上昇)と、いずれも小幅ながら上昇した。

 近畿圏の平均賃料は1,857円(同0.9%下落)と3ヵ月連続の下落。大阪府(2,073円、同1.2%下落)の弱含みが影響した。

 中部圏の平均賃料は1,717円(同0.9%上昇)。愛知県は1,773円(同1.3%上昇)となった。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆