不動産ニュース / 団体・グループ

2020/1/23

ハウスドゥ、リースバック事業の業界団体を設立

 (株)ハウスドゥと司法書士法人ミナト法務事務所は、「(一社)日本リースバック保証協会」を設立。代表理事にはハウスドゥ取締役の冨永正英氏が就任した。

 リースバックサービスは近年注目を集めており、参入企業も増えているが、「事前に説明を受けた内容と契約内容が異なる」「定期借家契約を利用し、期間満了後に契約の継続を断られたり、退去を求められた」といったトラブルが発生しており、今後、このような状況が拡大して消費者がサービスの利用に消極的になれば、業界の発展を妨げることになりかねないと考え、協会の設立に至った。

 同会では、消費者にとって不利益となるサービスを提供する事業者の濫立を防止し、宅建業者や利用者の優位的契約を防ぐため、士業立ち会いでの業務遂行、業務・契約内容の標準化を勧めていく。具体的には、リースバックに関する調査研究、規範制定、政策提言、消費者への情報提供などを展開する。正会員および賛助会員を募集し、会員向けにはサービスの品質向上を目指す交流会や研修会を開催していく予定。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

リースバック

不動産を売却し、その買主から当該不動産を賃借する方法。英語のLeaseback。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。