不動産ニュース / 開発・分譲

2020/1/30

がん患者・患者家族向けホテルを開業

「ラクスケアホテル」の客室

 (株)宅都ホールディングスはこのほど、がん患者や患者の家族向けのホテル「LUXCARE HOTEL(ラクスケアホテル)」(大阪市中央区、客室数48室)の開業を発表した。開業日は世界がんデーでもある2月4日。

 がんにり患すると、長期の検査や治療が必要になる。同社は、患者および付き添い家族のQOL(Quality of Life:生活の質)向上を目的に、開発した。

 地下鉄谷町線「谷町4丁目」駅徒歩4分、地下鉄谷町線・京阪電車「天満橋」駅徒歩5分。敷地面積237.91平方メートル、鉄骨造地上14階建て。3~4階は、作業療法士の監修の下、車いすでの利用に適したユニバーサルデザインを採用したフロアに。その他ツイン・ダブルや和洋タイプ、コネクティング対応など、さまざまなタイプの客室を用意した。1階は、車いすなどでも移動できるカフェレストラン、2階は飲み物を飲みながらくつろげるラウンジを設置。中長期滞在に向けてランドリー室も設けている。

 その他、看護師資格を持ったスタッフによる「心のケアサポート」を提供する相談窓口を用意するほか、近隣クリニックやかかりつけ医療機関と連携した術前術後の支援提供など、ソフトサービスも充実させた。

 なお、大阪国際がんセンターの連携宿泊施設としての指定を受けている。

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