不動産ニュース / 開発・分譲

2020/2/3

名古屋にオフィス複合型商業施設/イオンモール

オフィス複合型商業施設「(仮称)ノリタケの森プロジェクト」外観イメージ

 イオンモール(株)は1月31日、オフィス複合型商業施設「(仮称)ノリタケの森プロジェクト」に着工すると発表した。これまでとは異なる新たな商業施設開発と、“働く人と企業の成長を支えるオフィス”を融合する事業の1号店として開業。

 計画地は、名古屋駅北東1kmに位置。周辺は、2027年開業予定のリニア中央新幹線に向けた開発計画が進み、企業の拠点集約・移転や人口増加が見込まれるエリア。「ノリタケの森」と隣接した豊かな緑を有し、徒歩圏内には「トヨタ産業技術記念館」も立地するなど、産業観光エリアとして国内・海外からの人気が高まっている。
 敷地面積約5万7,000平方メートル、延床面積約14万平方メートル、鉄骨造地上6階建て。1~3階の商業施設の総賃貸面積は約3万7,000平方メートル、4~6階のオフィスの総賃貸面積は約2万2,000平方メートル。

 モールの上にオフィスを配置することで、ワンフロア賃貸面積は約7,000平方メートル超に。企業の拠点集約ニーズに柔軟に対応できる。また、健康診断が受診できる医療施設や、森の豊かな木々が望めるフィットネスクラブ、仕事の前後や休憩時間を利用しての運動プログラムや、睡眠、姿勢矯正、マッサージ、ヨガ体験などのサービスも計画する。オフィスフロアには、ワーカー向けの「森の見えるラウンジ」を併設するほか、アプリを使ったランチ予約やロッカーサービス機能の計画も予定している。

 開業は21年秋の予定。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。