
イオンモール(株)は1月31日、オフィス複合型商業施設「(仮称)ノリタケの森プロジェクト」に着工すると発表した。これまでとは異なる新たな商業施設開発と、“働く人と企業の成長を支えるオフィス”を融合する事業の1号店として開業。
計画地は、名古屋駅北東1kmに位置。周辺は、2027年開業予定のリニア中央新幹線に向けた開発計画が進み、企業の拠点集約・移転や人口増加が見込まれるエリア。「ノリタケの森」と隣接した豊かな緑を有し、徒歩圏内には「トヨタ産業技術記念館」も立地するなど、産業観光エリアとして国内・海外からの人気が高まっている。
敷地面積約5万7,000平方メートル、延床面積約14万平方メートル、鉄骨造地上6階建て。1~3階の商業施設の総賃貸面積は約3万7,000平方メートル、4~6階のオフィスの総賃貸面積は約2万2,000平方メートル。
モールの上にオフィスを配置することで、ワンフロア賃貸面積は約7,000平方メートル超に。企業の拠点集約ニーズに柔軟に対応できる。また、健康診断が受診できる医療施設や、森の豊かな木々が望めるフィットネスクラブ、仕事の前後や休憩時間を利用しての運動プログラムや、睡眠、姿勢矯正、マッサージ、ヨガ体験などのサービスも計画する。オフィスフロアには、ワーカー向けの「森の見えるラウンジ」を併設するほか、アプリを使ったランチ予約やロッカーサービス機能の計画も予定している。
開業は21年秋の予定。