不動産ニュース / 開発・分譲

2020/2/3

マンション共用部にサブスク・ワークラウンジ

ワークラウンジ完成イメージ

 日鉄興和不動産(株)は、(株)オカムラと共同実施した「単身世帯動向調査」に基づき、単身世帯向けコンパクトマンション「リビオレゾン勝どきnex」(東京都中央区、総戸数96戸)の共用部にワークラウンジを導入。(株)subsclife(東都渋谷区、代表者:町野 健氏)と共同で、マンション共用部の家具や設備を更新する新システム「アップデートする共用空間」を開発し、6年後に家具をアップデートする仕組みも取り入れる。

 同社とsubsclife社は、2019年より分譲マンション専有部分において、デザイン家具を月額制で利用できる家具サブスクリプションサービスを導入。今回、subsclife社のサブスクリプションプラットフォームを活用し、共用空間の更新システムを取り入れた。

 マンション引き渡し時(初回)は、同社とsubsclife社の契約により、「単身世帯動向調査」に基づき「単身世帯の理想のワークラウンジ」としてオカムラの家具を中心に設置する。引き渡し以降は、管理組合が契約を承継。引き渡しから6年後に最新のニーズやトレンドを加味した家具の更新を行ない、新しいワークラウンジに再生する。家具の破損時は、subsclife社が同社負担で修理や新品に交換する。

 入居者は月額500円(予定)の共益費を支払うことで、コーヒーマシンやWi-Fi機能、高品質なオフィス家具が設置されたワークスペースを自由に使うことができる。

 なお初導入する「リビオレゾン勝どきnex」は都営大江戸線「勝どき」駅徒歩9分に立地。敷地面積710.35平方メートル、延床面積3,883.43平方メートル、鉄筋コンクリート造地上13階建て。専有面積25.12〜32.18平方メートル、間取り1R~1LDK。2月下旬販売開始。販売戸数未定、予定販売価格2,900万円台~4,200万円台、最多販売価格帯は3,800万円台。21年3月下旬竣工予定。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。