不動産ニュース / 開発・分譲

2020/2/26

学生・社会人・シニアが“共住”するレジデンス

「コムレジ赤羽」外観イメージ

 長谷工グループは26日、東京都北区赤羽で進めている複合開発の名称を「コムレジ赤羽」(総室数352室)に決定したと発表した。

 JR京浜東北線・埼京線「赤羽」駅から徒歩8分、5,197.18平方メートルの敷地に、学生寮(124室)、シェア型企業寮(168室)、サービス付き高齢者向け住宅(60室)で構成する鉄筋コンクリート造地上8階建ての建物を開発する。

 学生寮は地方出身の大学生や外国人留学生がターゲット。家具・家電付きの個室タイプと、キッチンやシャワールーム、洗面室を共用するシェアルームタイプを用意する。個室タイプは92室(専有面積13.50~15.13平方メートル)、シェアルームタイプは32室(同7.47~8.57平方メートル)。
 複数の企業が利用するシェア型企業寮は全室個室で家具・家電付き。専有面積16.41~16.50平方メートル。
 サービス付き高齢者向け住宅は、ワンルーム(同29.20平方メートル)~2DK(同58.54平方メートル)を用意。24時間365日スタッフが常駐し、安否を確認するセンサー等も設置する。

 「若いチカラと大人力の交流で育む、“成長×成熟”化学反応型コミュニティ」をコンセプトに、ラウンジやフィットネススタジオ、大浴場などの共用空間を提供し、日常では接点を持つ機会が少ない学生とビジネスパーソン、アクティブシニアが集う場とする。施設の管理を行なう(株)長谷工コミュニティが入居者同士の交流を促進するイベント、各種サポートサービスを行なう計画。

 2020年1月に着工しており、21年9月中旬に竣工、22年3月下旬より入居を開始する予定。

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有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。