不動産ニュース / 開発・分譲

2020/3/2

羽田直結、ホテルや温泉等備える複合施設開業

「羽田エアポートガーデン」外観イメージ

 住友不動産(株)と羽田エアポート都市開発(株)は、4月21日、羽田空港直結複合開発プロジェクト「羽田エアポートガーデン」(東京都大田区)をグランドオープンする。

 国際線ターミナル直結のエアポートホテル(総客室数1,717室)を核に、MICE対応のイベントホール・会議室や、日本初となる空港直結の天然温泉、地方都市・観光地へのルートを確保したバスターミナル、ショッピングゾーンで構成する複合施設。羽田空港24時間国際拠点空港化に伴い求められる多様なニーズに対応する。京急線「羽田空港国際ターミナル」駅および東京モノレール「羽田空港国際線ビル」直結徒歩1分。敷地面積約4万3,000平方メートル。地上12階建て、延床面積約9万1,500平方メートル。

 ホテルはグレードの異なる2施設を用意。「住友不動産ホテルヴィラフォンテーヌプレミア羽田空港」(客室数160室)は、ラグジュアリーホテルとして展開。ドアマンによる出迎えやコンシェルジュサポートを実施する。全客室リバービュー。客室は33平方メートルから173平方メートルのスイートルームまで備える。一方、「住友不動産ホテルヴィラフォンテーヌグランド羽田空港」(客室数1,557室)は、旅行・出張等多様なシーンに適応するハイグレードホテル。自動チェックイン機を導入するほか、客室もダブル、ツインに加え3~4人利用可能な客室、畳のある和洋室、レディースルームなど13タイプを用意する。
 最上階に設ける天然温泉「泉天空の湯 羽田空港」は、広さは約2,000平方メートル。羽田空港24時間国際拠点空港化に合わせ24時間営業とする。ホテル宿泊者だけでなく、空港利用者の利用も可能。

 MICE対応のイベントホール「ベルサール羽田空港」は国際会議や学会等での利用を想定。イベントホールは広さ1,140平方メートル・天井高4.5m、約700人が収容可能。その他、会議室・バンケットも10室備える。

 ショッピングゾーン「住友不動産ショッピングシティ 羽田エアポートガーデン」は、日本文化を感じる名産品や旅行グッズなどを販売する物販60店舗と飲食店30店舗が出店する。

「住友不動産ホテルヴィラフォンテーヌプレミア羽田空港」スイートルームイメージ
「泉天空の湯 羽田空港」イメージ

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