不動産ニュース / ハウジング

2020/3/6

薪ストーブ設置住宅の遮熱板に建基法違反の疑い

 国土交通省は6日、(株)アールシーコアおよび同社の販売会社12社が施工した戸建住宅において、建築基準法違反の疑いがあると発表した。

 建基法違反の疑いがあるのは薪ストーブを設置した居室に設置した遮熱板。石膏ボードの厚さを12mm以上にすべきところを、実際は9.5mmとなっており、建基法告示の規定に適合していなかった。

 対象物件は、2014年10月~19年10月に施工した戸建てのうち29棟。同社では、すでに該当物件の所有者には説明済み。今後、改修して是正する方針。

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石膏ボード

石膏を心材とし、両面をボード用原紙で被覆した板のこと。施工が簡単で、温度・湿度による変化が非常に少ないことから、壁材、天井材(あるいは壁・天井の下地材)として多用されている。

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