不動産ニュース / 開発・分譲

2020/3/31

海老名にBTS型の物流施設/プロロジス

「プロロジスパーク海老名」外観イメージ

 プロロジスは26日、食品宅配サービスを展開するオイシックス・ラ・大地(株)向けのBTS型物流施設「プロロジスパーク海老名」(神奈川県海老名市)を着工した。

 開発地は、首都圏中央連絡自動車道「圏央厚木IC」より1.9km、「海老名IC」から約3.3km、小田急線「海老名」駅より約2kmに位置。敷地面積約1万7,000平方メートル、延床面積約3万8,000平方メートル、鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地上4階建て。オイシックス・ラ・大地が運営する宅配サービスブランド「Oisix」の専用施設として、冷蔵機能を備えた物流施設として開発する。

 賃貸型の冷凍・冷蔵倉庫は、ドライ(常温)倉庫をベースに冷蔵設備を導入する手法が一般的だが、同施設では当初から10度帯の冷蔵倉庫として開発することで、入居企業のコスト負担を軽減。一部に冷凍倉庫も設ける予定。2階部分には大型車両がアクセス可能なスロープを設置するほか、1・2階にドックシェルターを備えたトラックバースを約40台分整備する。
 また、入居企業のBCP(事業継続計画)をサポートするため、緊急地震速報を導入するほか、緊急時の荷物の搬出口として3・4階にマシンハッチを設ける。

 竣工は2021年8月を予定。

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