不動産ニュース / 政策・制度

2020/4/15

「気候風土適応型プロジェクト2020」事業を募集

 国土交通省は14日、令和2年度サステナブル建築物先導事業(気候風土適応型)の第1回提案募集を行なうと発表した。

 地域の気候風土に応じた建築技術を活用し、伝統的な住文化を継承しつつも、現行の省エネルギー基準では評価が難しい環境負荷低減対策等により、長期優良住宅や低炭素住宅と同程度に良質な住宅を建設する事業のうち、先導的な技術の普及啓発に寄与するリーディングプロジェクトを「気候風土適応型プロジェクト2020」として支援する。住宅の建設工事費のうち、地域の気候風土に応じた住宅の建築技術・工夫により低炭素化を行なうためにかかった費用を補助する。補助率は、補助対象費用の2分の1。補助限度額は、建築工事費全体の10%以内または戸当たり上限100万円など。

 事業の採択は、サステナブル建築物先導事業(気候風土適応型)評価・審査室が設置する評価委員会による評価結果を踏まえ、国土交通省が行なう。

 応募期間は、4月24日~6月5日。採択事業の公表は8月頃の予定。事業要件、応募方法等は、サステナブル建築物先導事業(気候風土適応型)評価・審査室のホームページを参照。

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省エネ基準

建築物の使用によって消費されるエネルギー量に基づいて性能を評価する場合に、その基準となる性能をいう。「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」(建築物省エネ法)に基づいて定められている。

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