不動産ニュース / その他

2020/4/15

モデルハウスの全使用電力を再エネに

 積水ハウス(株)は14日、全国の同社モデルハウス等の施設において、再生可能エネルギー由来の電力の導入を開始したと発表した。

 同社は2040年までにグループ全体の事業用電力を再生可能エネルギーに転換する目標を掲げ、17年10月には建設業界で初めて「RE100」イニシアチブに加盟。19年11月には、固定価格買取制度(FIT制度)を終了したオーナーを対象に、自宅で発電した余剰電力を買い取り事業用電力とする「積水ハウスオーナーでんき」を開始した。

 20年2月、「積水ハウスオーナーでんき」による再生可能エネルギー買い取り量が1ヵ月間で673Mwhとなり、全国に所在するすべてのモデルハウス(375ヵ所)および住まいづくりを学べる体験型施設「住まいの夢工場」(5ヵ所)で利用する月当たりの電力量を上回った。

 2月は他の月に比較して、電力消費が多く太陽光発電の余剰電力が少ない月であることから、同社はモデルおよび夢工場では年間を通じて電力の100%再生可能エネルギー化が可能になるとみている。

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再生可能エネルギー

短期間に再生し、あるいは消滅しない燃料源から取り出されるエネルギーをいう。そのような燃料源として、太陽光、風、流水、植物・バイオマス、地熱などがある。

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