フジ住宅(株)は8日、2020年3月期決算(連結)を発表した。
当期(19年4月1日~20年3月31日)は、売上高1,104億4,400万円(前期比4.6%減)、営業利益50億200万円(同24.6%減)、経常利益46億1,100万円(同28.4%減)、当期純利益30億8,800万円(同28.1%減)となった。
分譲住宅セグメントは、自由設計住宅の引き渡し戸数が736戸(同169戸減)、分譲マンションの引き渡し戸数が14戸(同73戸減)といずれも減少。その結果、売上高は289億2,600万円(同29.3%減)、セグメント利益は13億1,300万円(同64.8%減)となった。
住宅流通セグメントは、既存住宅の引き渡し戸数が1,707戸(同237戸増)と大幅に増加した結果、売上高381億7,600万円(同15.4%増)、セグメント利益7億1,300万円(同40.6%増)となった。
次期の業績予想については、新型コロナウイルスの感染拡大が国内経済、同社業績に与える影響を合理的に算定することが困難であるため未定。今後、算定が可能になった段階で公表する予定。