不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2020/5/19

不動産管理業は堅調/スターツ20年3月期

 スターツコーポレーション(株)は19日、2020年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(19年4月1日~20年3月31日)は、売上高2,090億9,100万円(前期比7.1%増)、営業利益239億1,200万円(同4.8%増)、経常利益241億2,200万円(同0.5%増)、当期純利益150億5,900万円(同1.3%減)。

 不動産管理事業は、管理物件数が順調に増加し、管理手数料および賃貸事業の売上高が堅調に推移。また賃貸住宅やテナントビル、商業施設のメンテナンス工事受注にも注力。売上高857億6,000万円(同8.0%増)、営業利益104億7,800万円(同14.2%増)。不動産管理物件数は、住宅が69万6,512戸、駐車場15万3,643台、オフィスビル等の施設2,194件。

 建設事業は、賃貸住宅や商業ビル等、幅広い土地活用提案を実施。売上高563億5,200万円(同7.5%増)、営業利益73億9,100万円(同16.3%増)。受注残高は1,051億5,600万円(同8.6%増)。

 分譲不動産事業は、マンション分譲214戸(同229戸減)などを引き渡し、売上高248億3,300万円(同13.6%増)、営業利益6億1,100万円(同33.2%減)だった。

 次期は、新型コロナウイルスの影響による経済活動の成約が第2四半期以降緩やかに回復していく前提で、売上高1,900億円、営業利益155億円、経常利益153億円、当期純利益100億円を見込む。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。