不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/5/22

私募リート、資産総額は3兆6,953億円

 (一社)不動産証券化協会は22日、第18回「私募リート・クォータリー」を公表した。35投資法人の各資産運用会社から提供されたデータをもとに、私募リート市場の規模や投資家分布状況等の情報をとりまとめているもの。2016年より四半期ごとに公表している。

 20年3月末時点における私募リートの物件総数は918物件(前年同期比137件増)、資産総額は3兆6,953億円(同16.9%増)。出資総額は2兆2,549億円(同20.0%増)となった。

 保有物件のアセットタイプは、オフィスが42.5%(1兆5,718億円)で最多。以下、賃貸住宅18.0%(6,663億円)、物流施設16.9%(6,230億円)、商業施設12.4%(4,582億円)だった。投資家分布状況については、地域金融機関が36 .8%で最多となり、中央金融法人が27.1%、年金が20.3%、事業会社等が15.8%。

この記事の用語

私募リート(私募REIT)

非上場のREIT。JREITと同様のしくみで組成される不動産投資ファンドであるが、取引所に上場せず、オープンエンドで運用される。

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。