不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/6/1

自宅で仕事、「デスクがある書斎で十分」が4割

 ハイアス・アンド・カンパニー(株)はこのほど、「with コロナ/アフターコロナ時代の住宅に関する意識調査」結果を発表した。5月21・22日に、全国の一般生活者男女を調査を実施。回答数は341件。

 自宅や自宅周辺のカフェ、レンタルスペースなどで仕事をする時間があると回答した人に、自宅に仕事をするのに適した空間(個室やちょっとした書斎スペースなど)があれば自宅で仕事をしたか聞いたところ、「はい」との回答は49.3%、「いいえ」は50.7%と約半々の結果に。自宅で仕事をできない(しない)理由で「当てはまる」との回答割合は、「オン・オフの区切りがつけられないから」が48.1%、「家族の生活音などで集中できない」が41.5%、「家族が語りかけてきて集中できない」が38.6%、「仕事をするスペースがない」が33.0%を占めた。

 この先自宅で仕事をする必要がある場合に十分だと思えるスペース(空間)については、「デスク1つがある程度の書斎コーナーのようなスペース」が40.6%でトップに。次いで、「デスクに加えて書棚などが手元にあり、目線が気にならないスペース」「個室部屋」がいずれも26.4%となった。

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テレワーク

働き方のひとつで、情報通信機器等を活用して時間や場所の制約を受けずに柔軟に働く方法をいう。事業所に出勤せずに家で作業する在宅勤務、個人が委託・請負によって作業する在宅ワークなどがあるが、情報通信技術を幅広く活用することが特徴である。 テレワークにおいては、住宅が職場ともなり得る。

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