リスト（株）グループのリストプロパティーズ（株）は3日、無人ホテル「Re:ONcE Shibuya（リ・ワンス渋谷）」（東京都渋谷区、客室数3室）をオープンした。
「渋谷」駅徒歩9分に立地。鉄骨造地上5階建て、延床面積333.07平方メートル。築15年の松濤ビル（事務所・店舗用途）を、同社が取得。2～4階部分をリノベーションし、ホテルに用途変更を行なったもの。1フロアにつき1客室の全3客室となっている。観光・ビジネス需要での宿泊を見込み、グループ内で初めて旅館業の営業許可を取得した。
日本の伝統的な空間要素「しきり」「縁側」「続き間」を、現代的にリデザインした空間とし、最大宿泊人数は8人。キッチンや調理器具、洗濯機に加えAmazon Fire TVも備え、大人数での旅行や出張等の長期滞在にも適している。
運営はスマートレジデンシャルホテル運営代行のzens（株）に委託。IoTを活用した遠隔チェックインシステムや、緊急時の駆け付けサービス等により無人での運営となる。
宿泊開始は6月16日の予定。
