不動産ニュース / 開発・分譲

2020/6/4

愛知で大規模戸建分譲を開始/トヨタホーム

分譲地全景パース

 トヨタホーム(株)は4日、大規模戸建分譲地「TENKUU no MORIZONO MIYOSHI MIRAITO(てんくうのもりぞの みよしみらいと)」(愛知県みよし市、総区画数288区画)の販売を13日から開始すると発表した。

 名鉄豊田線「黒笹」駅徒歩8分、東名高速道路「東名三好IC」約880m。愛知大学名古屋キャンパス跡地の高台に位置する。開発面積19万8,926.34平方メートル。全住戸環境配慮型で、防災・減災対応住宅となる。同社グループのほか、サーラ住宅(株)とプライム ライフ テクノロジーズ(PLT)グループのパナソニック ホームズ(株)、ミサワホーム(株)が参画。PLT設立後、初の大型分譲事業となる。

 分譲地の中央部には、愛知大学時代の楠をシンボルツリーとして生かしたラウンドアバウトと、スマート防災コミュニティセンター「MORIZONO HOUSE(もりぞの はうす)」を配置。「MORIZONO HOUSE」は、停電時や災害時などでも一定期間エネルギーが自給できる自立型の防災センター。V2H(ヴィークル・トウ・ホーム)スタンド、防災水槽、スマートグリーンバッテリー、防災備蓄庫などを設置する。「まちなみガイドライン」の策定や主要エリアの無電柱化などによって統一感のある美しいまち並みを創出。3つの森を配置するほか、「ビューイングテラス」「森のゲート」「健やか広場」なども用意。全長1,400mの散策路も整備する。さらに、森の魅力を体感できる自然体験ワークショップなどの住民同士の交流を深めるイベントも予定。地域コミュニティの形成を促進する。

 同社の街区は、太陽光発電システムやHEMS、非常時給電システムを標準装備したZEH仕様とする。平均区画面積は211.3平方メートル。第1期販売区画数は36区画。土地販売価格は2,200万~2,800万円台。造成完了(第三工区)は2020年9月の予定。

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