不動産ニュース / 開発・分譲

2020/6/11

旅好きに向けたソフトサービスを導入したマンション

「リビオ蒲田ザ・ゲート」外観

 日鉄興和不動産(株)は10日、開発中の新築分譲マンション「リビオ蒲田ザ・ゲート」(東京都大田区、総戸数99戸)に、新ソフトサービスを導入すると発表した。

 2020年1月より、同社が運営する住まい研究所「+ONE LIFE LAB」は(株)JTBパブリッシングと、「旅好きのためのソフトサービス」をテーマにWEB調査やワークショップを開催。長期間旅行や出張で家を空けることによる暮らしの不便さ、時差出勤・深夜帰宅による不都合さを解消するソフトサービスについて検討を進めてきた。そこから導びいたソフトサービスを同物件に盛り込む。

 京急本線・京急空港線「京急蒲田」駅徒歩2分、JR京浜東北線「蒲田」駅徒歩8分。敷地面積1,393.72平方メートル、鉄筋コンクリート造・鉄骨造地上13階建て。専有面積は33.00~70.56平方メートル、間取りは1LDK~3LDK。

 無人コンビニ「600」や外部トランクルーム「sharekura」の導入、カギ忘れなどの突破的に発生する住まいのトラブルに24時間365日対応するサービス「サービスデスク24」の採用、長期不在時にもペットなどのために電気のオン・オフやエアコンの調整などができるインテリアオプションパックの用意など、6つのサービスを導入する。

 竣工は22年1月、入居時期は4月を予定。

空港勤務者やツアーアテンダントを招待し、長期不在や時間差勤務の悩みを紐解き、サービスを検討した(写真はワークショップの様子)

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。