不動産ニュース / 仲介・管理

2020/6/11

ICT活用し、新たな管理サービスを提供

 (株)大京アステージと(株)穴吹コミュニティは、マンションを取り巻く社会課題に対応するため、デジタルトランスフォーメーションによる次世代型マンション管理サービスの開発「MiDD Project(ミッド・プロジェクト)」に着手した。

 これまでに得た知見にICTやAIなどの最新テクノロジーを活用し、新たな生活様式創造や労働集約型の管理業務変革を進める。初弾として、管理組合の総会をWEB上で視聴できる「WEB総会」サービスを、7月から試験的に提供する。これは、通信障害などを想定し、書面・電磁的方法などあらかじめ定められた方法で議決権を行使した上で、自宅などからWEBで総会を視聴してもらえるサービス。

 この機能を活用して、居住者間の「WEB意見交換会」など管理組合イベントでの活用や、「工事説明会」「空き駐車場の抽選会」など各種説明会での活用も予定している。

 また今後は、理事会の実際の場とウェブ参加の双方向で対話が可能な「WEB理事会」サービスの開発にも取り組むと共に、その場で議決権行使が可能な「WEB総会」サービスにも将来対応できるよう、検討を進めていく。

 さらに20年秋以降には、デジタル技術で居住者の健康を支援するヘルスケアサービスの提供や、管理組合と管理会社との電子契約システムの導入などにも取り組む予定。

「WEB総会」仕組みイメージ

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