不動産ニュース / 開発・分譲

2020/6/16

京都中央卸売市場の複合施設、7月23日開業

施設外観

 スターツグループは15日、京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」の活用事業として開発した商業施設およびホテルからなる複合施設を、7月23日に開業すると発表した。当初は6月27日に開業予定だったが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止と、顧客やスタッフの安全性を考慮し、京都市や同市場、各テナント関係者と協議し、開業日を変更した。

 JR嵯峨野線「梅小路京都西」駅から2分、京都市下京区に所在。敷地面積約4,000平方メートル。鉄骨造一部鉄筋コンクリート造地上8階建て、延床面積約1万7,673平方メートル。

 1~2階は京都の「食」と「職」がテーマの商業施設。同市場の食材を提供する飲食店や、京都の伝統工芸品の販売店、伝統産業を体験する機会を提供する教室等が出店する。運営はスターツアセットマネジメント(株)。

 3~8階は「ホテル エミオン 京都」(総客室数206室)。和モダンで京都の風情が感じられるデザインを採用。客室はエコノミーツイン(21平方メートル)からエミオンフォース(43平方メートル)まで8タイプを用意し、最大5人での宿泊を可能とした。料金は、1室当たり2万~3万2,000円(税込み)程度。付帯施設として、大浴場やミーティングルームなどを備える。運営はスターツホテル(株)が行なう。

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