不動産ニュース / IT・情報サービス

2020/6/25

イタンジ、内見時の電気契約関連業務を効率化

 イタンジ(株)は25日、東京電力グループの(株)PinT(ピント)と提携し、賃貸物件の内見時の電気契約切り替えの自動化を開始すると発表した。

 スマートメーターの普及が加速したことで、電力会社が遠隔で通電操作ができるようになったが、賃貸物件では退去後の電力会社との契約が終わった時点で通電が停止されるものの、ルームクリーニングや内見のために賃貸管理会社が逐一個別の電力契約を結ぶ必要があった。請求書も物件ごとに紙で送られてくるため、賃貸管理会社の業務負担が重くなっていた。

 そこで、イタンジは不動産リーシング業務のワンストッププラットフォーム「ITANDI BB」と、PinTの賃貸管理会社向け業務効率化サービス「PinT with 賃貸」とを連携。賃貸管理会社がITANDI BB上で内見日を入力するだけで、電気を利用できるようにする。

 新規入居の決定後、賃貸管理会社との電気契約の解約手続きも含めて、電話での契約申し込みが不要になる。また、全物件分をまとめた請求書が発行されるため、業務効率化も図れる。

 7月から、賃貸管理会社2社で運用を開始する予定。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年4月号
市場を占う「キーワード」
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。