不動産ニュース / IT・情報サービス

2020/6/30

投資ローンの借り換えフローをオンライン化

サービス利用時の仕組み

 (株)GA technologies の関連会社である(株)RENOSY X(リノシ―クロス)は30日、同社が提供する住宅ローンプラットフォームサービス「MORTGAGE GATEWAY by RENOSY(モーゲージゲートウェイ バイ リノシ―)」(以下、「モーゲージゲートウェイ」)が、(株)MFSが提供する不動産投資サポートサービス「モゲチェック不動産投資借り換えサービス」(以下、「モゲチェック不動産投資」)とAPI連携を開始したと発表した。

 モーゲージゲートウェイは、不動産購入時の住宅ローンの申し込みや審査などのフローを電子化・オンライン化し、システム上で各関係者をつなぐことで、スムーズな情報共有と透明性の高い審査をサポートするサービス。「モゲチェック不動産投資」は、オンライン上で不動産投資ローン借り換えにおけるメリット額の提示や、金融機関への申し込み手続きをサポートしている。

 不動産投資ローンの借り換えに関する審査基準は非公開であることが多く、投資家自ら借り換え先を比較検討することは困難だった。金融機関にとっても、融資の審査や申し込みに必要となる情報はファックスや郵送で送られてくることが多く、柔軟な働き方への対応が進みづらかった。

 今回の連携により、不動産投資家および借り換え先金融機関の間で生じるコミュニケーションや煩雑な作業をオンライン化。投資家は膨大な申込書類に記入をせずに済み、金融機関は「モーゲージゲートウェイ」を通じて、「モゲチェック不動産投資」から不動産投資家のデータを入手し、融資申し込み・審査に係る時間を短縮できるようになる。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。