不動産ニュース / 団体・グループ

2020/7/2

さらなる普及へ技術開発を推進/2×4協

 (一社)日本ツーバイフォー建築協会はこのほど、2020年度定時社員総会を開き、19年度事業報告・収支決算や20年度の事業計画・収支予算などを承認した。

 20年度事業計画では、ツーバイフォー工法のさらなる普及展開に資する技術開発の推進として、ツーバイフォー工法の構造用製材を使って「あらわし」を可能にし、設計自由度の向上やコスト面での有利性が期待できる「NLT」について、各種検証による成果等を取りまとめ、設計・生産・施工マニュアルの制作に取り組む。

 また、近年仕様が告示された1時間耐火構造、75分間準耐火構造に関する技術指針等を盛り込み、新たに「(仮)枠組壁工法 耐火・準耐火建築物 設計・施工の手引」の制作に取り組む。

 このほか、施工品質向上につながる「枠組壁建築技能士」の育成を引き続き推進。技術者・技能者の育成、スキルアップに向け、工法普及講習会、ステップアップ講習会、資格登録講習会、ウェブセミナーを引き続き実施していく。

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2×4(ツーバイフォー)工法

北米で生まれた木造建築の工法。わが国における正式名称は「枠組壁工法」である。 断面が2インチ×4インチの木材を使用することから、このような名称が付けられた。このツーバイフォー工法の最大の特徴は、木材で組んだ「枠組」に構造用合板を打ち付けることで、構造全体の強度を得ることである。

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