不動産ニュース / リフォーム

2020/7/8

稼働棚付き賃貸の施工数を拡大/クラスコ

「SHELFREE」を導入した賃貸物件

 (株)クラスコは6日、新型コロナウイルス感染症対策として、テレワークニーズの拡大に合わせ、石川県内での稼働棚付き賃貸「SHELFREE(シェルフリー)」の施工数を増やすと発表した。

 在宅勤務が一般化したことで、都心から家賃の安い地方へ移住するケースが見られる。同社が地盤とする石川県で、都心からの移住による賃貸物件の需要増が見込まれるため、「SHELFREE」の施工数拡大を決めた。

 同商品は、各住戸の居室に大きな可動式の棚を設け、入居者自らライフスタイルに合わせて棚を組み替えられるようにしたもの。床から天井まで、壁一面にメインフレームを備え付け、付属するパネルを組み合わせて棚をカスタマイズできる。
 パネルは、無垢のパイン材を使用した「スタンダードパネル」11枚、ハンガーパイプ付きの「ハンガーパネル」3枚、奥行きが広くデスクとして使用できる「デスクパネル」1枚で構成されている。在宅勤務用のデスクとして作業スペースを作ったり、プリンター、スキャナー等の周辺機器を、場所を取らずに置いたりできる点が特徴。

 2020年度中に1,000室の受注を目指す。

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