穴吹興産（株）は7日、2020年6月期決算（連結）を発表した。
当期（19年7月1日～20年6月30日）は、売上高953億7,800万円（前期比4.3％減）、営業利益57億4,400万円（同5.8％減）、経常利益56億2,000万円（同2.9％減）、当期純利益32億8,200万円（同3.3％減）の減収減益。
主力の不動産関連事業は、新築分譲マンションの契約戸数が1,729戸（同14.1％減）、売上戸数は1,829戸（同4.7％減）といずれも減少となった。消費税率引き上げを前提に販売・引き渡しを前倒しで進めてきたため。次期以降の引き渡し予定マンションのうち契約済みが1,914戸。未契約完成在庫は10期連続のゼロ。賃貸中の区分所有マンションを買い取り、退去後に売却する既存マンション買取再販事業についても、期末保有戸数793戸（同8.8％増）と順調に拡大。セグメント売上高は652億5,200万円（同6.2％減）、営業利益53億7,300万円（同1.4％減）を計上した。
次期については、売上高650億円、経常利益39億円、当期純利益25億円を見込む。
