不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/8/11

首都圏既存木造戸建て価格、全面的な下落傾向

 (株)東京カンテイは11日、2020年7月の主要都市の中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物とも所有権の物件。

 首都圏の平均価格は3,055万円(前月比6.4%下落)と、3ヵ月ぶりに反転下落した。都県別では、東京都が4,889万円(同7.3%下落)と2ヵ月連続で下落。神奈川県は3,239万円(同5.3%下落)、千葉県は2,093万円(同4.2%下落)とともに反転下落。埼玉県は2,386万円(同4.3%下落)と2ヵ月連続で下落した。
 全面的な下落傾向となり、トレンドとしては4月の全面下落の状況に似ている。

 近畿圏の平均価格は、2,585万円(同6.5%上昇)と、2ヵ月連続で上昇した。主要府県では、大阪府は2,798万円(同3.2%上昇)と2ヵ月連続上昇。兵庫県も2,471万円(同3.8%上昇)と2ヵ月連続上昇した。京都府は3,207万円(同9.1%上昇)と反転上昇。近畿主要3府県すべてで上昇し、首都圏とは異なる傾向で、6月以来の好調さを堅持した。

 中部圏は2,353万円(同0.5%上昇)と、4ヵ月連続の上昇。愛知県は2,872万円(同2.9%上昇)と上昇した。

 福岡県は2,017万円(同5.2%下落)と、反転下落した。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。