不動産ニュース / その他

2020/8/13

介護現場のICT化に向け業務提携

「Brand New 杉並高井戸」外観
 

 ミサワホームグループのトリニティ・ケア(株)はこのほど、社会福祉法人善光会と業務提携。運営する介護付き有料老人ホーム「Brand New 杉並高井戸」(東京都杉並区、居室数33室)に、クラウド型のスマート介護プラットフォーム「SCOP」を導入した。

 「SCOP」は、善光会の研究機関であるサンタフェ総合研究所が企画・開発した。導入することで、IoTセンサーが取得する入居者の睡眠の情報や介護スタッフが作成する介護記録等の介護情報を、クラウド上で一元管理できるようにした。スタッフは入居者に対してケアを行なった直後に、手元のタブレットで介護記録を入力・申し送りができ、間接業務の大幅な負担軽減につながる。またリアルタイムで入居者情報を共有できるため、入居者の望む生活リズムに沿った介護が可能となる。

 なお、導入および業務フローの改善は、同社グループの(株)マザアスが全面協力。介護現場のICT化に関する知見を生かし、「SCOP」の使用状況や課題などについて善光会にフィードバックし、機能向上に取り組む。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。