小田急電鉄(株)は12日、同社が運営する地域密着型サービスサイト「ONE(オーネ)」に、新たに4社をパートナーとして追加。サービスメニューを拡充した。
同サービスは、会員登録した人にONE IDを発行。シェアリングエコノミーを中心に「ONE IDで利用できる提携サービス(ID連携サービス)」や「会員限定クーポンサービス」、「会員特典・キャンペーン」等を提供することで、利便性の高い沿線生活をワンストップで提供している。
今回のサービス拡充では、「ID連携サービス」において、(株)おてつたびと連携。地域の困りごとと旅行者の旅先での手伝いをつなぐサービス「おてつたび」をONE IDで利用できるようになる。今後はキャンペーン等の実施を予定している。
また、「会員限定クーポンサービス」では、体のコンディションを整えるインソールの販売「TENTIAL」((株)TENTIAL)や、日本初となる電動歯ブラシのサブスクリプションサービス「GALLEIDO DENTAL MEMBER」(SEKI(株))、手ぶらで行けるサポート付貸し農園「シェア畑」((株)アグリメディア)を新サービスとして利用することができるようになった。
さらに「小田急でんき」と「小田急ガス」との連携ポイントサービスを開始。でんきとガスを利用(契約)し、会員情報をONE上で登録(ONE IDと連携)すると、8月利用分から毎月のでんき・ガスの利用金額に対して小田急ポイント0.5%を付与していく。
これにより「ONE」では、計50社・全53サービスを提供することとなり、今後もパートナー企業の拡大と共創によるサービスの拡充を図っていく。