不動産ニュース / 開発・分譲

2020/8/20

渋谷駅地下の雨水貯留施設を公開/東急

「渋谷駅東口雨水貯留施設」内部

 東急(株)は19日、「渋谷駅東口雨水貯留施設」を報道陣に公開した。

 JR・東急東横線等「渋谷」駅東口広場の地下に位置する、南北約45m、東西約22mの施設。約4,000立法メートルの雨水を貯留でき、1時間当たり50mmから75mmの強い雨に対応する。

 同駅周辺はすり鉢状の地形の底にあたり、浸水・冠水被害を受けやすいことから、「渋谷駅街区土地区画整理事業」の一環として、2011年より着工し整備を進めてきた。土地・施設は、同社および東日本旅客鉄道(株)、東京地下鉄(株)が保有。整備主体者は、「渋谷駅街区土地区画整理事業共同施行者」である東急、(独)都市再生機構。

 8月31日に竣工し、同日東京都下水道局に引き渡し。東京都下水道局が、管理・運用を行なう。

 東急および都市再生機構は今後も、駅前広場や歩行者デッキ、バスターミナル、タクシープール等の都市基盤施設の整備を推進し、まちの安全性・回遊性の向上させる。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年4月号
市場を占う「キーワード」
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。