不動産ニュース / 開発・分譲

2020/9/2

リアルゲイト、渋谷にクリエイティブオフィス

「PORTAL POINT SHIBUYA」外観
本格的なキッチンを備えたラウンジ。キッチン部分は独立して使えるようドアを付け、大型のテーブルを生かしてラウンジだけでなく、会議室としても利用してもらう

 (株)リアルゲイトは、クリエイティブオフィス「PORTAL POINT」の第7弾となる「PORTAL POINT SHIBUYA」(東京都渋谷区)を9月中旬にも開業する。

 同施設は、JR線他「渋谷」駅徒歩3分に立地。建物は、1975年築。地上8階地下1階建て、延床面積約2,400平方メートル。同社が2017年から借り上げ改修し、海外からのインキュベーション支援施設として運営会社に転貸していたが、コロナ禍の影響で契約期間途中で退去。同施設を有効活用しながら、独立系のクリエイター等をターゲットにしたクリエイティブオフィスとしてリニューアルした。改修費は1億円弱。

 各種案内にネオンサインを使うなど、新しさの中にもどこか懐かしさを感じる「ニュークラシック」をデザインテーマとした。2階は、期間限定のイベント等に使うポップアップスペース、3階はスモールオフィス(5区画、9.8~32平方メートル)、4~7階をフロア貸しとする。
 大型キッチンを備えたイベントスペース兼ラウンジだった8階は、シェアオフィス兼ラウンジとした。キッチンスペースは扉で仕切れるようにし、通常は大型のテーブルを生かしたミーティングスペースに、イベント時にはキッチンとして使う。ラウンジはコロナ対応でゆったりとした家具配置に見直し。シェアオフィスユーザー用に遮音カーテンで仕切った集中ゾーンを設置。立ったまま利用するWEB会議用ブースも設けた。室内は、業務効率を上げる環境音楽を時間ごとにBGMとして流す。

 屋上は、休憩やブレストミーティング等に利用できるルーフトップテラスに。地下1階は少人数のミーティングや接客に使えるよう、枯山水や縁側を設けた共用の応接としている。

 フロア貸し・スモールオフィスは、坪賃料3万5,000円で募集中。フロア貸しはすでに3フロアに引き合いがある。シェアオフィス利用料は、登記ありが月額4万3,000円、登記なしが同3万5,000円。月額1万円を追加することで、恵比寿、原宿のポータルポイントを相互利用できる。

コロナ禍でニーズの高くなったアウトドアでのブレストミーティング等に対応するルーフトップテラス
地下には枯山水や縁側のある和室の応接を設置。打ち合わせや接客での利用を見込んでいる

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