不動産ニュース / 開発・分譲

2020/9/10

リストグループ、鎌倉に高級別荘開発

開発した物件の外観

 リストプロパティーズ(株)は9日、神奈川県鎌倉市に別荘住宅(1戸)を開発、完成したと発表した。

 リストグループではこれまで、市街地での一次取得者層向け戸建て・マンションの分譲を手掛けてきた。しかし、新型コロナウイルス感染拡大による働き方の変化に伴ってリゾートエリアの需要が高まっていることを受け、同エリアでの高級不動産の分譲・開発にも力を入れていくことにした。

 同物件は江ノ島電鉄「稲村ケ崎」駅より徒歩3分。敷地面積は110.94坪で、建物は鉄筋コンクリート造地上2階地下1階建ての戸建住宅。延床面積は110.28坪。販売価格は5億円前後を予定。

 屋外には温水プールやバーベキューコンロ付きテラス、室内のワインセラーや鉄板焼きスペース、バーカウンターを設けた。地上2階部分には寝室を3部屋設け、主寝室にはオーシャンビューのジャグジーバスを併設している。地下1階部分は最大4台が駐車できる駐車場とした。また、(株)アクセルラボ(東京都新宿区、代表取締役:小暮 学氏)のIoT機器サービス「Space Core」を導入。照明機器やスマートロック、シャッター、エアコンなどを専用アプリや各居室に設置したセントラルコントローラーなどを操作することで一元管理できる環境を整えた。

 同社グループでは今後、同物件の開発で得たノウハウを生かし、販売価格5億円前後の高級別荘開発や、高級リゾート物件の不動産仲介事業を積極化していく。

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