不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/9/11

管理協、マンション管理受託戸数が617万6,000戸に

 (一社)マンション管理業協会は10日、「令和2年マンション管理受託動向調査」の結果を公表した。調査対象は、同協会会員358社。

 20年4月1日時点での会員のマンション管理受託数は、9万9,588組合(前年比1.5%増)・11万8,386棟(同1.3%増)・617万6,412戸(同1.6%増)となった。

 地区別の受託状況をみると、首都圏は6万4,825棟(同1.2%増)・328万9,944戸(同1.4%増)と、全国の受託総戸数の53.3%を占めている。次に戸数が多い近畿地区は、2万2,579棟(同1.6%増)・138万5,845戸(同1.7%増)で、全国の受託総戸数の22.4%に当たる。全国で最も高い伸び率を示したのは、東海地区の9,514棟(同2.0%増)・40万3,840戸(同3.3%増)。

 会員が受託しているマンションの管理組合の規模は、1組合当たり平均棟数が1.19棟(前年1.19棟)、平均戸数が62.02戸(同61.93戸)。単棟当たりの平均戸数は52.17戸(同52.02戸)となった。

 受託経緯を新築物件(竣工から1年以内)と既存物件とに区別すると、新築物件が棟数比で65.6%(同66.7%)、既存物件が34.4%(同33.3%)だった。

 20年度中に新たに管理受託を予定している会員数は140社(前年比17社減)。受託予定物件は1,368棟(同47棟減)・9万7,392戸(同5,248戸減)。

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