不動産ニュース / 開発・分譲

2020/9/15

京都・河原町に「寺院共存型」ホテル/三井不

「三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺」外観

 三井不動産(株)および(株)三井不動産ホテルマネジメントは、「三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺」(京都市下京区、客室数167室)を28日に開業する。

 阪急京都本線「京都河原町」駅徒歩約1分、京阪本線「祇園四条」駅徒歩約7分に位置。鉄骨造・一部鉄筋コンクリート造地上9階地下1階建て。500年以上の歴史を持つ浄教寺とホテルを一体開発した。

 「次世代に向けた寺のホテル」をコンセプトに、ロビーには白と黒を基調に古木をあしらった柱や、浄教寺由来の装飾品などを随所に設置した。
 客室は、モデレートツイン(117室・24平方メートル)、モデレートクイーン(39室・19平方メートル)、トリプル(7室・27.8平方メートル)などを用意。手水鉢から着想を得たアウトベイシンスタイルの洗面台や、浄教寺の象徴である灯篭をモチーフにした照明を設けた。

 2階には大浴場(宿泊者専用)とレストランを設置。大浴場には、手水鉢のオブジェや水墨画を連想させる光壁アートを配置した。レストランは、福岡県内で飲食事業等を展開する「ONO GROUP」が、ミシュラン掲載実績のある「僧伽小野 一秀庵」の2号店「僧伽小野 京都浄教寺」を出店。「朝のお勤め体験」など、同ホテルでしか体験できない浄教寺と連携した企画も用意する。

モデレートツイン内観

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