不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/9/23

マンション賃料指数、首都圏は低下傾向

 アットホーム(株)と(株)三井住友トラスト基礎研究所は23日、2020年第2四半期(4~6月)のマンション賃料インデックスを公表した。

 アットホームが蓄積している全国12エリアの賃貸マンション成約賃料情報を基に、四半期ごとに調査を実施。09年第1四半期を基準に賃料変化を指数化したもの。指数値の差が「~-5.00」は大幅に低下、「-4.99~-0.51」は低下、「-0.50~+0.50」は横ばい、「+0.51~+4.99」は上昇、「+5.00」が大幅に上昇としている。

 当期の全国主要都市のインデックス(総合)は、首都圏では東京23区が114.34(前期比-0.61)と低下。東京都下102.15(同-0.51)、横浜・川崎市104.81(同-0.86)、千葉西部104.40(同-0.80)といずれも低下、埼玉東南部105.24(同-0.38)が横ばいとなった。

 地方都市では、札幌市116.61(同+0.91)、仙台市117.63(同-0.83)、名古屋市98.80(同-2.20)、京都市113.95(同+0.05)、大阪市122.19(同-1.07)、大阪広域106.53(同+1.57)、福岡市109.69(同+0.59)。3地域が上昇、3地域が低下、1地域が横ばいとなった。

 また、東京23区の物件タイプ別指数は、シングルタイプ(18~30平方メートル未満)が111.43(同-1.33)、コンパクトタイプ(30~60平方メートル未満)が115.94(同+0.15)、ファミリータイプ(60~100平方メートル未満)が112.88(同-0.37)だった。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。