野村不動産（株）と野村不動産マスターファンド投資法人は5日、「新宿野村ビル」（東京都新宿区）48階にあった貸し会議室「野村コンファレンスプラザ新宿」を、顧客の利便性向上のため2階に移設し、リニューアルオープンした。
2階に移動したことで、ビル内外からのアクセスを向上させた。会議室数の増加に加え、100人以上収容できる大会議室を3部屋（分割時4部屋）にし、施設全体の席数を409席に拡充。会議室間で映像・音声の同時中継機能や同時通訳機能を実装する等、設備も刷新。運営スタッフは、ホテルオークラグループが担当し、きめ細やかなサービスを提供していく。
新型コロナウイルス感染拡大防止策として、空調機フィルターは抗ウイルス仕様フィルターを採用。通常時のコンファレンスルーム内の空気は、15～20分ごとに1回、外気と入れ替わる換気能力を装備した。ラウンジには、空気中に浮遊するウイルスの殺菌装置「エアロシールド」を、各部屋には「光触媒除菌機」も導入する。さらに、イベント会場用の感染者情報配信一斉メールサービス「c-alert」も導入するなど、各種対策を実施している。
