不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/10/20

上半期近畿圏マンション発売は3割減

 (株)不動産経済研究所は20日、2020年度上半期(4~9月)および20年9月の近畿圏マンション市場動向を発表した。

 20年度上半期のマンション発売戸数は5,881戸(前年同期比28.9%減)。地域別では、大阪市部2,494戸(同44.6%減)、大阪府下1,260戸(同33.0%減)、神戸市部701戸(同55.8%減)、兵庫県下520戸(同13.3%減)、京都市部286戸(同41.3%減)、京都府下128戸(同884.6%増)、奈良県221戸(同317.0%増)、滋賀県231戸(同16.6%減)、和歌山県40戸(同233.3%増)となった。

 契約率は71.7%(同5.3ポイント減少)。1戸当たりの平均価格は4,017万円(同7.1%上昇)、1平方メートル当たりの平均価格は68万4,000円(同変動なし)だった。

 また、9月の発売は1,228戸(前年同月比12.7%減)、契約率は69.2%(同6.5ポイント減)。戸当たり平均価格は4,693万円(同36.1%上昇)、1平方メートル単価は68万2,000円(同1.2%低下)となった。

 即日完売物件は、「ジオ樟葉」1期7次(大阪府枚方市、1戸、平均1倍・最高1倍)など2物件2戸。10月は1,400戸程度の発売を見込む。

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