不動産ニュース / 開発・分譲

2020/10/21

分譲マンションに自宅内リモート空間/日鉄興和不

「リモーゼット」イメージ。ウォークインクローゼットに可動棚と照明、コンセントを設置してワークスペースを実現

 日鉄興和不動産(株)は21日、新たなワークスタイルなどの生活様式に対応する住まいのソリューション「Remore(リモーア)」を発表した。

 「Remore」は、「REMOTE(リモート)」と、「MORE(もっと)」をかけ合わせた造語で、新しい価値観・生活様式に対応する「ニューノーマルな住まい・暮らし」に着目したオープンイノベーション型のプラットフォーム「SMAILOGY(スマイロジー)」の一環として企画した。第1弾として、3つの自宅内リモート空間「リモーゼット」「リモドア」「リモデスク」を開発。現在計画中の分譲マンションへの導入を決定した。

 「リモーゼット」は、大型収納(ウォークインクローゼット)に可動棚と照明、コンセントを設置することでワークスペースとしても使える空間を実現。「リモドア」は、リビングと隣接する洋室間のウォールドアの可変性を高め、間仕切り位置が変えられるように設計。洋室の一部を間仕切ることで、リモートワークがしやすい空間を創出する。「リモデスク」は、洋室の壁面にカウンターと照明、コンセントを用意し、仕事や子どもの勉強、趣味などに利用可能なスペースを確保する。

 今後も「Remore(リモーア)」の発想に基づいた商品企画を行ない、分譲マンションプロジェクトに生かしていく予定。

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