不動産ニュース / 開発・分譲

2020/10/21

台湾で大規模分譲2物件開発/三井不G

「(仮称)中和板南路プロジェクト」完成予想CG

 三井不動産(株)と三井不動産レジデンシャル(株)は、現地法人台湾三井不動産股份有限公司(台北市中正区)を通じて、分譲住宅事業(2物件・約1,200戸)に参画する。

 「(仮称)中和板南路プロジェクト」(新北市中和区、総戸数944戸)は、2020年3月に開業したMRT環状線「中原」駅徒歩2分に立地。台北市の中心部である「台北」駅から5km圏内に位置する。
 地上31~32階地下5階建て、敷地面積1万7,890平方メートル、延床面積16万5,042平方メートル。4棟のタワーで構成する大規模プロジェクトで、低層部には、駅前立地を生かしたさまざまな生活利便施設を誘致。大規模物件ならではの多彩な共用施設も整備する予定。
 第1期(452戸)の着工は23年、竣工・引き渡しは27年の予定。第2期(492戸)の着工は24年、竣工・引き渡しは28年の予定。

 「(仮称)台南永華路プロジェクト」(台南市安平区、総戸数264戸)は、台南市政府など行政機関が集積する安平区の区画整理地内に位置。徒歩圏にはスーパーや飲食店があり、台南市最大の商業施設「新光三越天地」まで車で7分と生活利便性が高い立地。南側には大規模公園「府平公園」が隣接し、遠方には海が望める。また、台南エリアでは新幹線「台南」駅近接の「(仮称)三井アウトレットパーク 台南」が22年に開業する予定。
 地上23階地下4階建て、敷地面積7,388平方メートル、延床面積5万9,809平方メートル。
 着工は21年、竣工・引き渡しは25年の予定。

 事業パートナーとして、台湾の大手ディベロッパーの国泰建設(台北市大安区)と共同開発事業契約を締結。国泰建設は、台湾でディベロッパー初の上場を果たしている、1964年創業の歴史ある企業。三井不動産が台北市で推進中のホテル事業「(仮称)敦化北路ホテル」のパートナーでもある。
 同社では、今後も国泰建設と共同で台湾全土において、大規模住宅プロジェクトを中心に住宅事業の展開を目指していく。

「(仮称)中和板南路プロジェクト」完成予想CG

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マンション

日本におけるマンションは、一般的には、鉄骨コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造で、3階建て以上の分譲共同住宅・賃貸共同住宅を指している。ただし、賃貸共同住宅の場合にはPC造・重量鉄骨造であっても、マンションと呼ばれることがある。

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