不動産ニュース / 開発・分譲

2020/10/22

ZEH-M5事業が環境省支援事業に/大京、穴吹工務店

 (株)大京と(株)穴吹工務店は21日、環境省の「令和2年度高層ZEH-M(ゼッチ・マンション)支援事業」の全18事業のうち、5事業(大京1事業、穴吹工務店4事業)が採択されたと発表した。

 同支援事業は、設計仕様やエネルギー性能に関する情報を提供する事業者に対し、集合住宅のZEH化に掛かる費用の一部を補助し、ZEHの普及実現を目指すもの。

 採択されたのは、「(仮称)ライオンズ茨木庄1丁目C街区」(大阪府茨木市、総戸数279戸、地上14階建て)、「サーパス高崎連雀町」(群馬県高崎市、総戸数56戸、地上15階建て)、「サーパス浜松城公園」(浜松市中区、総戸数65戸、地上14階建て)、「サーパス南方レジデンス」(岡山市北区、総戸数60戸、地上11階建て)、「サーパス伏石中央公園」(香川県高松市、総戸数49戸、地上9階建て)。

 なお両社では、断熱性能を大幅に高め、高効率設備・システムを導入することで、電気やガスをなるべく使わずに、快適な室内環境を保つマンションをZEH-Mと定義。健康、家計、地球環境に配慮した、「人にも地球にも優しい暮らしの新基準」を策定している。

 両社が2018年度「経済産業省 高層ZEH-M実証事業」と19年度「環境省 高層ZEH-M支援事業」で採択された事業も合わせると、累計26事業となる。

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ZEH

年間に消費する正味(ネット)のエネルギー量がおおむねゼロ以下となる住宅。ZEHは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称で、和製英語である。

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