不動産ニュース / 開発・分譲

2020/11/9

ESR、愛知・愛西で物流施設竣工

「ESR愛西ディストリビューションセンター」外観

 ESR(株)は5日、物流施設「ESR愛西ディストリビューションセンター」(愛知県愛西市)を竣工したと発表した。

 東名阪自動車道「蟹江IC」より約7.5km、名古屋第2環状自動車道「甚目寺南IC」より約7.0kmに立地。敷地面積は3万3,376平方メートル。建物は鉄骨造地上4階建て、耐震構造。延床面積は6万3,358平方メートル。同社としては全国で22件目、愛知県内では4件目の物流施設。

 3階まで直接アクセスできる双方向のランプウェイ方式で、トラックバースは1階が低床式で33台、3階が高床式で29台を設置している。梁下有効高は1階6.5m、2階6.8mと標準より高い仕様を採用。敷地内には20台分の大型トラック待機場も完備する。また、高圧電力での電力供給により、ロボティクス、マテハン(機械による運搬や荷役作業のこと)、人用空調、ハイスペックシステムの導入などにも対応が可能。
 建設環境総合性評価システム「CASBEE」Aランクを取得。BCP対策として、非常用発電機を設置し、停電時でも最大60時間、倉庫内一部、防災センターなどが使用できる。

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物流施設

貨物の保管・仕分けなどのための施設。物流センター、倉庫などであるが、保管機能だけでなく流通加工の機能を備えたものもある。必要な設備は貨物の性質や施設の用途によってさまざまで、その立地は、輸送方法や用途に応じて選定される。倉庫事業者が施設を建設し、賃貸する方法で運営されている場合が多い

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