
ESR(株)は5日、物流施設「ESR愛西ディストリビューションセンター」(愛知県愛西市)を竣工したと発表した。
東名阪自動車道「蟹江IC」より約7.5km、名古屋第2環状自動車道「甚目寺南IC」より約7.0kmに立地。敷地面積は3万3,376平方メートル。建物は鉄骨造地上4階建て、耐震構造。延床面積は6万3,358平方メートル。同社としては全国で22件目、愛知県内では4件目の物流施設。
3階まで直接アクセスできる双方向のランプウェイ方式で、トラックバースは1階が低床式で33台、3階が高床式で29台を設置している。梁下有効高は1階6.5m、2階6.8mと標準より高い仕様を採用。敷地内には20台分の大型トラック待機場も完備する。また、高圧電力での電力供給により、ロボティクス、マテハン(機械による運搬や荷役作業のこと)、人用空調、ハイスペックシステムの導入などにも対応が可能。
建設環境総合性評価システム「CASBEE」Aランクを取得。BCP対策として、非常用発電機を設置し、停電時でも最大60時間、倉庫内一部、防災センターなどが使用できる。