(株)コスモスイニシアは18日、既存ビルをリノベーションし再生する投資用不動産事業において、1棟再生型オフィスビル「リードシー恵比寿ビル」(東京都渋谷区)を竣工したと発表した。
建築デザイン会社(株)kenmaとの共同企画で、働き方の多様化に対応する空間デザインを採用した。
敷地面積約292平方メートル。建物は延床面積約680平方メートル、鉄筋コンクリート造地上4階地下1階建て。地上部と屋上部にテナント専用のワークスペース「Room B」を設置することで、ワークスペースを屋外に拡張。三密を避けられるほか、働く場所を切り替えることで気分転換や発想力の向上を促す。また、入居企業同士のコミュニケーションの場を提供する。
テナントの入退去のコスト負担を抑えるため、あらかじめ家具や什器を設置した「オールセットオフィス」とした。また、要望に応じたカスタマイズ(別途契約・要費用負担)や、入退去コストを削減する料金設定「敷金・礼金・原状回復・更新料0円プラン」等を用意。入居企業の成長をサポートしていく。