不動産ニュース / IT・情報サービス

2020/12/8

住宅ローン借り入れ可能額表示機能を搭載

 (株)TERASS(テラス、東京都港区、代表取締役:江口亮介氏)は8日、同社が運営するエージェント提案型の家探しサイト「Agently(エージェントリー)」に、ユーザーの借り入れ可能額を表示できる「借入可能額バッジ」機能を搭載した。

 エージェントリーは、住まい探しをする人と不動産仲介エージェントをマッチングするサイト。

 住宅購入をする際に「住宅ローンをいくら借りられるか」については、金融機関で審査をしてみなければ分からないケースが多い。そのため、不動産仲介の現場では、契約直前でローンが借りられないことが判明したり、年収が高くても信用不足で想定していた金額が借りられないなどの状況が発生したりすることがある。

 そこでテラスは、エージェントリーにオンライン住宅ローンサービス等を提供する(株)MFSの与信等に基づく借入可能額の証明機能「モゲパスAPI」を導入。エージェントリーの会員が「借入可能額バッジ」機能を利用すれば、事前に自身の借入可能額を知ることができるようにした。使用料は無料。

 ユーザーにとっては、事前に借入可能額を知ることで、より正確な予算を決めて家探しを進めることにつなげることができる。また不動産仲介エージェントにとっては、購入不可の物件を提案してしまうことを避け、顧客に合った価格帯の物件提案をすることができる。

 なお、自身の借入可能額を不動産仲介エージェントに対して表示するかしないかは会員が選択できる。

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